ガントチャートは、プロジェクトのスケジュールを視覚的に表示するツールです。
縦軸にチケットの一覧、横軸に日付を表示し、チケットの開始日から期日までの期間や進行状況をバーで表します。
ガントチャート機能を利用するには、プロジェクトでガントチャートのモジュールを有効にします。
プロジェクトメニューの「ガントチャート」をクリックするとガントチャートの画面が表示されます。
チケットに開始日、期日を設定することで自動的にガントチャートを描画します。開始日、期日が設定されていない場合、チケットのバーは表示されません。
ガントチャートを閲覧するには「ガントチャートの閲覧」権限が必要です。権限の割り当ての確認や変更は「管理」→「ロールと権限」→「権限レポート」で行えます。
フィルタを追加して、ガントチャートに表示するチケットの絞り込みを行えます。
「フィルタ追加」から絞り込みの条件としたいフィルタを選択して追加します。 例えば、ステータス「未完了」で、担当者が「自分」のチケットを絞り込む場合、担当者のフィルタを選択して「適用」をクリックします。
右側の「フィルタ追加」から絞り込みたい項目を追加する
ガントチャートに表示するチケットの項目を指定できます。
Redmineにはチケット同士を関連づける機能があります(関連するチケット)。 ガントチャートではチケット同士の関係の種類のうち「次のチケットに先行」と「次のチケットに後続」、または「ブロック元」と「ブロック先」の関係を矢印で表示できます。この設定はデフォルトで有効になっています。
先行・後続の設定はチケットの「関連するチケット」で設定する
先行・後続の設定はチケットの「関連するチケット」で設定する
イナズマ線を基準にして、タスクが予定通りに進行しているかどうかを確認できます。
イナズマ線が今日を表す点線よりも右に出ていれば、予定よりも進んでいることを表し、逆に左に出ていれば遅れていることを表しています。
ガントチャートの表示期間や、表示を開始する年、月を変更できます。
ガントチャートの「拡大」または「縮小」をクリックすることで、表示する時間軸(年、月、週番号、日付)を変更できます。 「拡大」を2回クリックし最大まで拡大したときに、日付と曜日を表示します。