バージョンアップ情報
Redmineのクラウドサービス「My Redmine」 で提供しているソフトウェアをRedMica(ファーエンドテクノロジー版Redmine) 3.1 から 3.2 へバージョンアップします。バージョンアップで追加されるRedMica 3.2 の主な新機能、RedMicaのバージョンアップと合わせてアップデートされるプラグイン・テーマの機能改善を紹介します。
チケットとチケットのコメント、ニュース、フォーラムに、ボタンのクリックで反応できるリアクション機能(いわゆる「いいねボタン」)が追加されました。
チケットの件名を画面上部に固定表示する機能編集中でも現在の件名を確認できるようになりました。誤って別のチケットを更新する事故の防止にも役立ちます。
重要な情報を強調できるアラートボックスの記法に対応しました。Wikiやチケットで注意事項や補足事項を視覚的に目立たせ、読みやすく伝えやすくなります。
コードブロック(Markdownの ```
または Textileの <pre>
で囲まれた部分)の内容を1クリックでコピーできるようになりました。コードブロック上にマウスをホバーするとコピーボタンが表示されます。
チケットやWikiに画像をペーストしたとき、高解像度ディスプレイを使用しているとこれまでは画像が通常の2倍の大きさで表示されていました。RedMica 3.2ではディスプレイのピクセル密度を識別して適正な大きさで表示されるようになります。
表示されるテキストの上限が120文字から240文字に引き上げられました。さらに連続する複数行の引用文は2行目以降の表示を省略することで、活動画面の各イベントに表示されるテキストの情報量が増え内容をより詳しく把握しやすくなりました。
チケットの子チケット欄・関連するチケット欄に表示するフィールドを運用ニーズに応じてカスタマイズできるようになりました。
「管理」→「設定」→「チケットトラッキング」タブ内の「関連するチケットと子チケットの一覧で表示する項目」で設定できます。
チケットの子チケット欄・関連するチケット欄に表示するフィールドを運用ニーズに応じてカスタマイズできるようになりました。
「管理」→「設定」→「チケットトラッキング」タブ内の「関連するチケットと子チケットの一覧で表示する項目」で設定できます。
完了しているチケットに対して作業時間の記録を禁止できるようになりました。
「Gravatarアイコンを使用する」を有効にしているとき、Gravatarアイコン未登録ユーザーに表示するデフォルトアイコンは「デフォルトのGravatarアイコン」で選択できます。この選択肢に「Initials」が追加されました。氏名に基づいたアイコンが表示可能になり、従来より個人を識別しやすくなります。
2024年11月にリリースされた Redmine 6.0(RedMica 3.1)では、デフォルトテーマの文字サイズが大きくなるなど、大幅な改善が行われました。
My Redmineインストール済みテーマのフォントサイズもデフォルトテーマにあわせるように、文字サイズを大きくし、且つそれに伴うデザインの調整を実施して読みやすさを改善しました。
詳細はこちらのページでご紹介しています。
【機能改善】My Redmineのインストール済みテーマの文字サイズを大きくして読みやすさを改善
My Redmineインストール済みプラグインのUI extensionで利用できる「Mermaidマクロ」で使用しているライブラリ mermaid.jsがv11.4.1へアップデートされました。
My RedmineのRedMica 3.2へのバージョンアップに合わせて、プラグインもアップデートされ、マインドマップなどいくつかの図が利用可能になります。
詳細はこちらのページでご紹介しています。
【機能改善】Mermaidマクロでマインドマップなどの図が利用できるようになります(UI extensionプラグイン)