My Redmineのタスク管理がさらに便利に!Markdownでタスクリストを活用しよう

2025/09/09
活用術

この記事では、My Redmineで利用できるMarkdown記法によるタスクリスト機能についてご紹介します。この機能を使うことで、細かなタスクの抜け・漏れを防ぐことができます。 (タスクリスト機能はRedmineの標準機能です)


目次

タスクリスト機能を使うための設定

タスクリスト機能を使うには、Redmineのテキスト書式を「CommonMark Markdown」に設定する必要があります。以下の手順でご確認ください。


  • 「管理」 > 「設定」 > 「全般」 にアクセスします
  • 「テキスト書式」のプルダウンから「CommonMark Markdown(GitHub Flavored)」を選択します
  • 画面下の「保存」ボタンをクリックします

この設定を有効にすることで、Redmine全体でCommonMark Markdownの記法が使えるようになります。

Markdown記法によるタスクリストの書き方

タスクリストは、以下の手順で簡単に作成できます。

  • 行頭に通常のリストの記号(*)を入力します
  • リスト記号の後に半角スペースを空けます
  • 続いて [ ] と入力します。この角括弧の中には半角スペースを1つ入れます
  • 未完了の場合は [ ] のまま、完了したタスクの場合は [x] または [X] と入力します
* [ ] 未完了のタスク
* [x] 完了したタスク

具体的な入力例は以下の通りです。

* [x] 会議室の予約(オンライン会議室)
* [ ] 参加者へのアジェンダ共有
* [ ] 議事録テンプレートの作成
* [ ] 資料の最終確認
* [ ] 発表者のスケジュールの再確認


タスクリストの編集

入力したタスクリストは、保存するとチェックボックスの付いたリストとして表示されます。 チェックリストを更新するには、編集画面で[ ]を[x]に書き換えます。

タスクリストの活用例

タスクリストと子チケットは、どちらもタスクを細分化して管理するための機能ですが、それぞれ使い分けのポイントがあります。

タスクリストが適している場面

  • 簡易的な作業の管理
    チケットを分割するほどではない、チケット内の小さな作業や手順をリスト化したい場合
  • 個別の担当者・期日が不要な場合
    リスト内の各項目に、担当者や期日、進捗率を個別に設定する必要がない場合
  • 個人的な作業メモ
    チーム全体で共有する必要のない、個人的な作業のチェックリストとして利用する場合

子チケットが適している場面

  • 個別のタスク管理が必要な場合
    タスクごとに担当者や期日、進捗率、コメントなどを個別に管理し、詳細な情報を記録したい場合

まとめ

My RedmineのMarkdown記法によるタスクリストは、日々のタスク管理を効率化するための強力なツールです。タスクリストと子チケットを適切に使い分けることで、タスクの抜け・漏れを防ぐことができるでしょう。

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